|TOP|施工写真|

PCR工法

PCR工法(Prestressed Concrete Roof method)は、供用中の鉄道や道路の下に、地下道や河川などの横断構造物を安全、確実に、しかも経済的に構築することを目的として開発された工法です。
この工法は、路盤下横断構造物を上部路面を供用しながら、方形断面のPCR桁を地中に並列推進し、これにプレストレスを導入して、非開削で安全確実に本体構造物を構築する工法です。PCR工法は、大きく分けてトンネル形式と下路桁形式の2種類があります。

施工実績はこちら(PDF 40KB)

イメージ
箱形トンネル形式の詳細
  イメージ
下路桁形式の詳細

▼PCR工法の種別

(種別の説明図)

▼PCR工法の特徴

施工性

上部路面の変状がない

  • PCR桁の推進は、桁の先端に同一断面の刃口を装着して刃口内部の土砂を掘削するため、周囲の地盤を乱さずに施工が可能で、上部の路面や線路などの沈下を押さえることが出来ます。
  • PCR桁の上面にはフリクションカットの薄鉄板を用いるため土砂の連行がありません。
  • PCR桁の置換え推進を採用することで、礫・玉石・支障物などにも十分な対応が出来、より高い推進精度が得られます
品質

十分な品質管理

  • PCR桁は、工場で十分な品質管理のもとで製作されるので、高品質と信頼性が保証されます。
  • PCR工法による構造物は、主要材料が高強度コンクリートなので、耐腐食性・耐久性に優れています。
経済性

工事費の節減・工期の短縮

  • PCR工法は道路や線路下の地中に、PCR桁で構成した断面をそのまま本体構造物とするので、仮設・仮受などの付帯工程の省略が図れる、省エネ工法です。
  • 土被りを小さく出来るので、アプローチを含めた全体工事費の節減・工期の短縮、さらに保守費の軽減が可能な経済工法です。
  • ラーメン橋台形式では上・下部構造が一体の、支承・落下防止装置などが不用な鉄筋コンクリートのボックス構造なので、さらに施工性・経済性の向上が図れます。
安全性

保安度の高い確実な施工

  • PCR工法は、地中に本体構造物を構築したのち、トンネル内部の土砂を迅速に機械掘削が可能な安全工法です。
  • 推進からトンネル内部の掘削までの一連の作業は機械化、省力化され、より保安度の高い確実な施工が期待出来ます。

▼PCR工法の適用範囲

PCR工法による横断構造物本体の適用範囲は、土被り・上載荷重などにより異なりますが、標準的な適用範囲はつぎのようになります。

構 造 形 式
適用範囲(m)
横断延長 純径間
箱形トンネル形式 60 13
円形トンネル形式 φ8〜12
下 路 桁 形 式 ラーメン橋台形式 20 25
U型橋台形式 20 40

▼PCR桁標準断面

図面図面

PCR桁の標準断面は、以下に示す6種類です。

呼び名 断 面 寸 法 ガイド位置
H B b h h1 h2
PCR 850 850 850 800 250 204 285
PCR 950 950 950 900 300 204 285
PCR 1050 1050 1050 1000 350 230 311
PCR 1100 1100 1100 1050 375 230 311
PCR 1200 1200 1200 1150 425 230 311
PCR 1300 1300 1300 1250 475 230 311

[↑] このページの先頭へ